ジェフ・ベゾスのスピーチ

ジェフ・ベゾスがプリンストン大学で行った卒業式のスピーチです。
大学の秀才達を前にしてベゾスは、賢さは生まれつきの才能であり、それを持っているという事実自体に大した価値はないと述べました。
むしろその与えられた賢さという才能を持ってどんな選択をし、何をなすのかが重要だと言っているのです。

giftsとchoices

giftsとchoicesについての違いについて彼は語っています。
日本語では「生まれ持ったもの」と、「自ら選び取ったもの」といった意味の言葉です。
ベゾスが卒業生に向けて言った賢さは天賦の才なので、giftsにあたります。

一方で、他社を気遣う優しさとは、 choices(自ら選び取ったもの)だと言います。
giftsは、自分の努力も含まれますが、能力そのものは最初から与えられているものなので、いわばどうってことのないことです。

難しいのは、choicesです。
choicesは逆に非常に難しいものなのです。

それは、多くの人たちが、giftsに安心をして身を委ねてしまうからです。
そして、そのような人たちが、間違ったchoiceを選択して行くことになるかもしれません。あなたは、与えられたgiftsをどのような使うか、自分の選択を誇りに持たねばならないのです。

賢いだけの奴

賢いだけの奴がいいと多くの人たちが思うのかもしれませんが、賢いだけの人間なんて、世界には溢れかえっているのです。
問題は、賢いだけの人間が、何事かをなすことが出来るか、否かという問題です。
その中から、更に賢い人間になっていかなければならないのです。

賢い、それが一体なんだということを考えて欲しいと言います。
賢いということは、 物事を迅速に学び理解することであり、自分が欲しいものを得るために知性を活用することができる人たちのことです。

特定のコトをする能力であったり、世界にはやっぱり、専門知識をもち、Cleverな人たちが多くいます。
そのような人たちが、一番大事なのはお金と言っているのです。

そのような人たちは、客観的にみても、人間としてそれほど魅力がある訳ではありません。
そのような学生がどんどん増えようとしている現代社会において、彼が、「gifts(持って生まれたもの)」と「choices(自ら選択したもの)」について語るというのは、非常に妥当にも見えます。

私たちの現在の姿は、私たちの様々な「choices」の結果

自分が老人になって静かに今までの人生を振り返っているところを想像してみてください。
どんなことを考えて、どんなできごとが起こったのか、さまざまなことが頭に浮かぶでしょう。
ベゾスは、その人生の物語をより深く、意義のあるものにするのは「choices」であり、選択の積み重ねがその物語を作っているのです。

私たちの現在の姿は、私たちの様々な「choices」の結果と言います。
あなたは、このchoicesに何を感じるでしょうか。