レオナルド・ディカプリオのスピーチ

気候変動問題に熱心に活動

レオナルド・ディカプリオといえば日本でも大人気のハリウッド俳優です。
「タイタニック」や「ロミオ+ジュリエット」「ギャング・オブ・ニューヨーク」など、数え上げればキリがないほどの世界的大ヒット作に出演しており、おそらく日本でも知らない人はほとんどいないでしょう。

そんな華やかなハリウッド俳優としての活動のかたわら、レオナルド・ディカプリオは以前より環境問題に積極的に取り組んでいます。

1998年には陸域・海域の生物種の保全や気候変動の緩和、さらに災害救援のための活動を行う「レオナルド・ディカプリオ財団」を立ち上げました。

自身の財団の他にも環境保護団体の理事として就任をしていたり、クリーンエネルギーの開発や普及を促すプロジェクトに参加をしています。

その活動が認められ、2014年からは気候変動問題に取り組むピース・メッセンジャーとしてレオナルド・ディカプリオを任命しており、国連関連のイベントにおいてスピーチを依頼しています。

ここ最近の有名なスピーチが、2016年9月16日にニューヨークの国連本部で開催された「国際平和デー(International Day of Peace)」で気候変動解決を呼びかけたものです。

このスピーチの主な内容として「気候変動を解決する方法はあるのか?」という呼び掛けと、そこから「地球の歴史は変えることができる」ということをメッセージを送っています。

今すぐに行動をすることで必ず地球を救える

レオナルド・ディカプリオはこのスピーチの後に国連の季刊誌に環境に関する寄稿をしています。
その時の内容は「クジラを守り環境を保全する」ということがテーマでした。

1997年にロサンゼルス近郊にコククジラの子供が迷い込んだことが大きなニュースとなりました。
これは回遊の途中で母親からはぐれてしまったからのことですが、命を救うために多くの人が携わり約18ヶ月におよぶ保護活動により自然に返すことができたのです。

これは単なる迷子ということではなく、海洋の汚染や気候変動によりクジラたちにとって方向感覚を狂わせやすい状況ができてしまっていたからだと言います。

話を国連でのスピーチに戻すと、レオナルド・ディカプリオはこうした気候の変化による動物たちの危機は全世界的に起こっており、人間生活をも脅かすことになっていると語っているのです。

こうした地球規模の危機は一見誰にもどうにもできないことのように思えますが、国連の50以上の加盟国や開発機関が協力して今すぐにでも動けば、地球の歴史を動かすことは可能であるとスピーチで語られます。

直接的な活動をする人たちだけでなく、子供に伝える指導者や教育機関、両親といった人全てがその協力者であるとも言っています。