花粉症対策に効果的な食事、また控えるべき食事とは?

日本国民の4人に1人は花粉症

春先になると大きな悩みになってくるのが花粉症です。
花粉症患者は年々増加傾向にあると言われており、全国の耳鼻咽喉科を受診する患者さんのデータを集めた統計によると、日本で生活をする人の4人に1人は花粉症であるということがわかっています。

ただし花粉症にもいくつか種類があり、他のアレルギー症状と併発することも多いので、正確に花粉症のみのデータを取るというのはかなり難しいというのが実情です。

とはいえ学校や職場など人の集まるところでは必ず花粉症の人を見かけるということから、相当の割合で毎年発症している人がいることは確実と言えます。

花粉症に悩む人が多いこともあり、毎年のシーズンになると花粉症に関する情報や新製品が多くリリースされます。
しかし、毎年のように新しい情報や新製品が出てくるため、何が本当に正しいかが分からなかったりするでしょう。

花粉症は風邪やインフルエンザのような感染症ではなく、体内のアレルギー症状によって引き起こすものであるため、体質を改善することが大きな対策となります。

体質の改善に最も有効なのが食事内容の見直しで、花粉症に毎年悩んでいるならば、あらかじめアレルギー症状を改善できる食事に切り替えていくということが勧められます。

食事による対策として挙げられるのは「粘膜の強化」「血液状態の改善」「腸内環境を整える」などです。

目的別食品の選び方

それぞれの項目別に食品を選んでいきましょう。
まず「粘膜の強化」ですが、これは「ムチン」という栄養素を積極的に摂取するのが効果的です。

ムチンを多く含む食品としては、レンコンや里芋、山芋、モロヘイヤといったものが挙げられます。
他にも納豆やオクラ、なめこといったいわゆる「ネバネバ系」の食べ物は全体的にムチンを多く含むと思ってよいでしょう。

次の「血液状態の改善」ですが、これは青魚などDHAを含む食品や甲殻類、豚肉といったものが代表的です。

最後の「腸内環境を整える」は便秘の解消としても推奨されていることで、納豆やキムチ、味噌などといった発酵食品を食べることで腸内の善玉菌を増やすことができます。

反対に花粉症を悪化させてしまう恐れのある食品としてアレルギー症状を引き起こす原因の一つ「ヒスタミン」を含む食材が挙げれます。

アレルギー症状治療薬に「抗ヒスタミン剤」というものがありますが、これは体内のヒスタミンの効果を抑えるための薬です。
ヒスタミンを含む食材としてはトマトやほうれん草、ナス、たけのこ等になります。

また牛肉に多く含まれている「アルギニン」は体内でアレルギー症状を引き起こすことがわかっています。
牛肉類や加工肉に多く含まれてしまいますので、肉を食べるなら豚や鶏肉を選ぶようにしましょう。